客観的に見るとは。
2016年09月25日
よく、【客観的に見る】と言いますが、さて、それはどういうことなのかと尋ねられたら、
どう 答えますか?
なんとなく 解っていても、説明するとなると、中々難しいことではないかと思います。
又、客観的に という意図をよく考えてなかったりもあるのではと。
たとえば、講演会へ行ったとして、そこで集まった人たちの人数を聞かれて、100人きていたとして、
大半は、100人と答えますね。
でも、果たして 100人だけでしょうか?
表面的には、確かに 100人。間違いはないのですが、見方を変えてみれば、その100人には、家族や友人・知人がいます。その方々に、講演会の話しをしたとしたら、講演会の話しの内容は、もっともっと広がるし、人数も増えてゆきます。だから 100人は超すのではと。
そう、客観的というのは、思い込みや囚われを持たないことなのです。
いろんな角度から、物事を見てゆく。 簡単に言えば、そのようなことです。
人は、自身の経験から、思考を作り、脳がインプットします。新しい角度を持とうとすると、脳が抵抗しますので、
難しいことではありますが、繰り返し続けてゆけば、脳は受け入れます。
あとは、観察力です。
日ごろの些細な出来事に対して、いつもこんなだからと通り過ぎずに、見方を変えて、思考してみることを
なさってみてください。
その出来事に対して、的確な言葉を発せていけるようになります。