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目の前にいる大切な方々に…
2020年01月15日

今、当たり前のように、家族や友人たちが目の前にいるけれど、もし、明日会えないとしたら…。
そんな事、あるはずないよ。と大半の方々は思われる事でしょう。
確かに、そうそう、ありはしない事ではありますが、絶対 そうならないという保証はどこにもないのです。突然、友人が亡くなった。という経験が桔龍は若い頃にありました。前の日まで話しをしていました。

たとえば、友人に対して、【今度、会った時に言えばいいや】と思ったとして、 今度がなかったら。言いようのない後悔が自分を襲うのではないでしようか。
なんで、あの時、会った時に言わなかったのか。と。
家族や友人・自分を取り巻く人々。 突然、亡くなってしまった時。人はよく思うのです。 「
あれをしておけばよかった」「もっと伝えたかった」等と。
特に、家族に対しては、強く思うものです。
桔龍もそうです。亡き母に対して、今思えば 何と 思いやりのない娘だったのだろうと感じます。
どれだけ後悔したか。なんで、優しい言葉の一つもかけなかったか、あれもこれも、やりたかった。もっと母との時間をもてばよかったと。もう30年近い前の話ですが、その後悔は、ふとした時に、湧き上がってくるのです。
そんな時は、仏壇に向かって、母に、ごめんね。と言いますが、中々消化できないものです。
だから、だから、申し上げたい。 そばにいる大切な方々へ。目の前にいる人に。
その人に会うたびに、本当に大事な人なのだと、思って接してください。 言いたい事。伝えたい事。 後でとせず、伝えてください。今の自分の思いを注いでください。
いつでもできる事ではないでしょうが、お心のどこかに、おいて頂ければと思います。
桔龍のような後悔・切なさを、経験せずにいて頂きたいから。