共感する事は
2018年08月09日
淋しい、誰も解ってくれない。もう、疲れた。 どうしたらいいんだろう。
そのような気持ちになることは、誰にでもあるのではないでしょうか。
そんな時、人は何を求めているのか。
そんな時、人は、どうしてもらえば、心がほっこりするのか、癒されるのか。
皆様方は、どう お考えになるでしょうか。
桔龍は思います。
そんな時、あれこれ、打開策や冷静な助言・励ましの言葉などよりも、
只、そばにいて、【解るよ、そうだよね。無理しないでね。】と理解してくれる人、【うん、うん】と話しを聞いてくれる事の方が、癒されてゆくのではないでしようか。
解ろうとして、そばにいてあげる。それだけでも、素晴らしい癒しとなります。
相手の気持ちを解ろうとするにも、技術がいります。
相手の状況や言葉を聞きながら、自分に質問を投げかけてみること。
この人は、私にどんな気持ちを解って欲しくて話しをしているのだろう。どんな言葉をかけてほしいのだろう。
何をしたいのだろう。どうなりたいのだろう。
そこまで考えたら、次に、この人は、どうなったら幸せなんだろう。
但し、注意事項は、そう考えて、言葉少なく、言葉を選び、うなずきながら、自分の言葉を発していくわけですが、
自分が発する言葉や内容は、相手の事を思って考えたとしても、自身の価値観はどうしても、多少なり入ってしまうものですから、やわらない言い方をしてゆきましょう。
たとえば、【辛いよね。そうだよね。〇〇してみるのもよいのではないかなぁ】位で。
いくら頑張って考えても、相手の全てを理解することはできません。相手は自分自身ではないのですから。
だからこそ、出来るだけ、解ってあげようとする事が大切なのです。