人の事をあれこれ考える前に…
2017年11月23日
私達は自分以外の人を明るく楽しい人にしたいとかあれこれ考えがちなのですが、私たちが考えるべきことは、
まず、自分がどのように明るく楽しく生きるか。ということではないでしょうか。
ご相談頂く中で、この内容が少なくありません。
たとえば、家庭の中で、夫が、姑が、子供が、暗くて無口で楽しい顔しない。家庭内が暗くて辛い。
職場でネガティブでいつもブスっとしてる人がいる。
で、どうしたら、変わってくれるのでしょうか? と仰るのです。
それで、いつも最初に、人を変えるなんて中々難しいし、変えようなんて無理に近いですよ。と申し上げます。
そうすると、え?というお顔をなさいます。
当然の反応です。だってその悩みを相談にきたのに、無理と初めに言われたのですから。
でも、次です。次の言葉をお聞き頂くと、納得してくださり、やってみようと仰って頂けます。
それは、
周りの人達をどうこうしようと、やっきになっても、それは相手への押しつけであり、余計なお世話なのですよ。強制されたものは人は拒絶して、現状を悪化させるだけです。
それよりも、その方がどうあれ、自分が、どうあるか。どうしたいか。に徹することです。
明るい家庭が良い。と思うのであれば、ご自身がいつも明るく笑顔で、その方に接してゆけばよいのです。
人は、笑顔を向けられて嫌な気持ちになる人はいません。笑顔と明るい声、そして笑い声を向けられ続けてゆけば、その波動は、その方にしみいり、少しづつ明るく笑顔が出てくるものです。と。
自分が実践者になって明るく感謝をし、その波動をその方に注いでいく。
それだけでよいのです。
この事を実践してくださった相談者の方がいらっしゃいました。
4ケ月位過ぎた頃だったと思います。
その方のお顔は本当に明るく輝き、ご主人もお子も、口数も増え、楽しい食卓になったと喜んでくださっています。
只、最初の1ヶ月は、何も変わらず、桔龍先生の仰った事、本当かな?とかなり不安になったと、そして
2ヶ月を過ぎたあたりで、少しですが、ご家族のお顔がやわらぎ、笑顔も出てきたと、そこからは、順調に笑顔や会話が増えていった。と仰っておられました。
そうなんです。大体ですが、この2ヶ月~3ヶ月が、頑張り時なのです。
まずは自分から実践してゆく。 相手を変えようではなく、自分が実践しよう。が肝心なのです。